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被リンクの評価について

  • 2011-07-21 (木) 23:43

このページではリンクがどのように検索エンジンに評価対象として扱われるかについて書きます。「数が多いほうが良い」とか「質が高い方が良い」とか色々な噂話を聞いている方も多いと思いますが実際どうなんだろうと思われている方はぜひ読んで下さい。

リンクの情報からGoogleが何を読み取るか

リンクはそもそも検索順位を上げるために貼られるものではなく、通常貼られるリンクというのは情報の参照元や引用元として、あるいはWEBサイトの紹介という意図で使用されるものです。HTMLの「HT」とはHyperTextの略ですが、通常のテキストと異なり何がHyperなのかと言えば「ハイパーリンク(=リンク)を通じてその情報に直接ジャンプして移動することができる」ことがHyperなのです。

Googleがリンクを通じてWEBページをどのように評価しているかは、下記のようなイメージです。

①多くのWEBページからリンクが集まっているWEBページは重要度が高い。
②信頼できるWEBサイトからリンクを受けているWEBページは同じく信頼できる。
③あるテーマにおいて良質なWEBページを多く紹介しているWEBサイトから多くのリンクを受けている
WEBページは、そのテーマにおいての権威(オーソリティ)的存在である。

以上がリンクを直接WEBページの評価として扱っている要素です。①はページランク、②はトラストランク、③はオーソリティなどという言葉で表されたりします。これらは他のページからリンクを受けることによってしか得られない評価なので、被リンクされることはGoogleのSEOにおいては重要であると言われます。それぞれここでは簡単に表現していますので正確ではありませんが、興味あれば下記の記事を参考にしてください。

ページランク:ページランク理論からリンク対策を再考してみる – 天照SEOブログ
トラストランク:TrustRank(トラストランク)って何?に答える | SEO対策 e-search 公式ブログ
オーソリティ:ハブと権威(オーソリティ)という「対」になる参照関係 – 天照SEOブログ

※ ↑ これが一般的に言う「自然にリンクが獲得される」という状況です。
※トラストやオーソリティについては確証がありません。同じ用語でも異なる捉え方をしている方もいます。

アンカーテキストの取り扱い

アンカーテキストとは、 天照SEOブログ ← このテキストのことを指します。

上のリンクを見て、このリンクをクリックした先になにがありそうか?と言われれば「天照SEOブログというブログサイトがあるんじゃないの?」と思うはずです。また、例えば SEO基礎知識 とリンクされていたら、そのクリックした先には「SEOの基礎知識についての情報があるんじゃないの?」と思うはずです。

検索エンジンのアンカーテキストの取り扱いは基本的にはこれしかありません。リンク先のWEBページの内容やテーマの「参考材料」として扱っています。極端な話、全国のあらゆるWEBサイトから「SEO対策」というアンカーテキストでリンクを受けているWEBページがあれば、そのページは「SEO対策」についてよっぽど素晴らしい情報が含まれているのではないかと通常であれば考えますし、実際にそれがGoogleから見てもよっぽど素晴らしい情報が含まれるWEBページであれば、それらのアンカーテキストはそのキーワードでの順位上昇に大いに貢献してくれます。

アンカーテキストを受ける際の注意点

リンクをクリックした先のWEBページの情報が、とてもではないがそんなに多くそのテキストでリンクを受ける理由が分からないという場合には検索エンジンは「何かおかしいぞ」と判断します。例えばそれは情報が薄い、情報量が少ない、できたばかりのサイト、というWEBサイト自体の問題であったり、先に述べたうちの①②③の要素があまりにも乏しいのに全く無関係かつ低品質なWEBページばかりからたくさんリンクを受けているなどという被リンク側の問題であったりします。

「何かがおかしい」と判断されてしまうと「このリンクは参考にしない」という評価をされ、基本的には「無視」をされます。その状態でいくら多くの被リンクを受けてもそのキーワードで順位があがるどころか、逆にペナルティを受けて順位が下落する場合も稀にあります。「●●本のリンクを貼ります」というサービスを受ける場合にはこの点には注意が必要です。それが有効に評価されるか否かは、WEBサイト側の状況や、それまでに獲得したリンクの状況にもよります。一概にリンク数が多ければ良いということではないのはそういう背景があります。

これを僕は「アンカーテキストに対するキャパシティ」と表現していますが、表現がどうであれキャパシティが少ないWEBサイトに対して不自然なキーワードリンクを一斉に貼り付けることは今後は避けるべきでしょう。ちなみにキャパシティとは、「そのアンカーテキストでリンクを受ける必然性」という意味で使っています。自然に得られるリンクには、確実に何かしらの必然性があります。業者の施策や優良リンク購入、自作リンクなど「自然でない」リンクを獲得する際には気をつけて下さい。それらを否定するつもりはないですしSEO施策を効率化する上では活用しておいて全然損はありませんが、リスク回避の術は知っておかないといけません。

※あくまでも「無視」「ペナルティ」の扱いを受けるのは、「過度な」施策が原因になることがほとんどです。
キーワードリンク自体が無意味とか危険ということではありませんし、順位向上にはもちろん有効です。

※僕はSEO業者です。念のため。

被リンクの評価についてのまとめ

ここまでの内容をまとめると以下のようになります。

・リンクの情報からWEBページの重要度・信頼度などが算出される
・アンカーテキストはリンク先ページの内容やテーマの参考材料として扱われる
・自然にリンクを獲得できるのは何かしらの必然性が必ずある
・必然性の薄いリンクは参考にされず無視・過度な場合はペナルティの可能性もある
・意図的にキーワードリンクを集める際にのみ、上記には要注意

このように被リンクやアンカーテキストが評価され、WEBページのランキングに寄与しています。

最後に、実務的な被リンクによるSEO対策の効果などの検証・考察記事を紹介しておきます。
参考:GoogleのSEO対策における被リンク関連の話

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