Yahoo!がGoogle検索エンジンを採用することで少なくとも上位表示枠がほぼ半分(20枠⇒ほぼ10枠)になるという話は過去にしたと思います。人気ワードで1位になればYahoo!Googleのシェア95%をまるっきり獲得できるので結構激アツですし、20位にもなれなければもはやそのキーワードにおいては圏外と同義になります。
基本的にSEOにあたって考えるべきは「それでも優良なキーワードからのトラフィック(流入)をどれだけ安定して獲得していくか」です。上位表示なんていうのはその為の手段にすぎず、人気ワードでTOPページを上位表示するというのはその中でもほんの一部であるはずです。(TOPの上位表示だけで1000/日 を超えるキーワードトラフィックを得ようと思ったら「旅行」とか「賃貸」とかよっぽど大きなキーワードでの上位表示が必要です。)
ちなみにこの記事のタイトルが、「上位表示させるポイント」ではなく「アクセスアップするポイント」とあるのは、上位表示は出来なくても良いということではなくてあくまでも「優良なアクセスを獲得してゴールまで導く」ことが目的だからです。
ここでは「タイトルや本文にはキーワードを含めましょう」とか「ページランクが高く良質な外部リンクを多く得る」などという基本的なSEOについては割愛します。意外に多くの人が意識できていないポイントのみ羅列。
サイト名などでのテキストリンクも重要
以前の記事でも書きましたが、「ブランド名」「サイト名」「サービス名」などのごく自然に得られるはずのテキストリンクはGoogleの評価に関わってきます。狙っているキーワード以外にも、上記のようなテキストリンクや「ページタイトル」でのテキストリンクも獲得できるような工夫をした方が良いです。
狙いたいキーワードだけではなく、その関連語もテキストに盛り込む
Googleには、キーワードを個別ではなく繋がりのあるものとしてデータを蓄積しています(表現おかしいかも笑)。あるキーワードとはどのようなキーワードが合わせて使われることが多いか、までを日々のクロールの中で蓄積し、その関連語がどの程度使われているかもランキングに影響があるようです。狙ったキーワードを羅列しただけのページより、自然な文章でそのキーワードをふんだんに語りつくしているページを評価するということでしょう。複合キーワードでのロングテールも拾いやすくなります。
これは鈴木さんの過去の記事「SEOを意識した記事はこう書く」が情報源です。パスタの例は非常に分かりやすいです。(こういうのが下に出てくる⑥のポイントです)
継続的にコンテンツを増やす
サイト自体を育成する意味でも、間口を広げてトラフィックを拡大する意味でも、必須です。特に後にトラフィックを上げるための記事も書こうかと思っていますが、この考え方がなければいつまでたってもTOPページの順位の上がった下がったで一喜一憂することになります。要は話題を呼ぶようなコンテンツを常に発信し、それがtwitterやブログ上での口コミとなって波及すれば、極端な話SEOなど全くやってなくても大きなトラフィックを獲得することができます。「面白い / 斬新な / ためになるなどの記事は話題になり皆が見に来るからそういうコンテンツを作ろう」ということですね。
1ページ1テーマが大原則
これは当たり前と言えば当たり前です。同じような内容のページをいくつ作成してもユーザーに対しても検索エンジンに対してもあまり意味がないです。内容が異なればページのテーマとなるキーワードも自然に異なってきます。また1つのキーワードを狙うページを5ページも10ページも作っても、結局検索結果に表示されるのは最高2ページですので、そういう意味でもやはり原則は「1ページ1キーワード」です。
各ページのタイトルや説明文を同一にしない
前のポイントとほぼ同義です。まず検索エンジンが「結局このサイトからどのページをもってくればよいのだろう?」と迷ってしまいます。特にGoogleでは複数ページのタイトルや説明文が同一という状態を結構嫌います。些細なことですが、きちんと個別ページにはそれぞれオリジナリティを少しでも出すことです。
関連する優良コンテンツは外部リンクとして惜しみなく紹介する
優良な「ハブ」になるサイトでもあるということが評価されているのでしょうか(正直、このポイントは自分ではまだ検証中なので何とも断言はできませんが理にはかなっています)。ページランクを受け渡すことを惜しんで溜め込もうとするのではなく、「良いものは出し惜しみしない」というところです。
まとめ
以上、思いつくままに並べてみました。いくらでも追加はできるかと思いますのでコメントなり何なり頂ければ幸いです。
[…] 過去の記事でも「GoogleのSEO対策でアクセスアップする方法6つ」でざっくりまとめて紹介しましたが、とにかくGoogleは複数ページに渡って同じタイトルや説明文が設定されていることを […]
[…] 過去の記事でも「GoogleのSEO対策でアクセスアップする方法6つ」でざっくりまとめて紹介しましたが、とにかくGoogleは複数ページに渡って同じタイトルや説明文が設定されていることを […]
[…] GoogleのSEO対策でアクセスアップするポイント6つ […]
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[…] それは「GoogleのSEO対策でアクセスアップするポイント6つ」です。 […]
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>①サイト名などでのテキストリンクも重要
これ、特に大事ですよね。
図表も分かりやすかったです。
>①サイト名などでのテキストリンクも重要
これ、特に大事ですよね。
図表も分かりやすかったです。